●145　子守歌　こもりうた　〇うらのもりにせみはなく

　表題：子守歌
　読み：こもりうた

　収録：(A)高等女學校音樂教科書 3 渡邊彌藏,山本壽共著 大阪寶文館 1929(S.4).9=初/1930(S.5).11=訂正再版 ◎[A3-31],Copy=(K81)

　記譜：単声（伴奏なし）　変ホ長調　3/4

　インチピット：ミミ｜ソミミ｜ソミソ｜ドシラ｜ラソ

　曲：ブラームス，ヨハネス(Brahms, Johannes)(1833-1897)[ドイツ]
　原曲：子守歌(Wiegenlied)Op.49-4
　詞：犬童球渓

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［詞］　※高等女學校音樂教科書 3

１．裏の森の蝉は啼く　蝉は啼けど　坊やは泣かぬ
　　坊やよい兒　唄をきいて　坊やよい兒　おねねするよ
　　草の中の蟲は鳴く　蟲は鳴けど　坊やは泣かぬ
　　坊やよい兒　花の床に　坊やよい兒　おねねするよ

２．軒の雀チチと鳴く　雀鳴けど　坊やは泣かぬ
　　坊やよい兒　母の胸に　坊やよい兒　おねねするよ
　　庭の雛子（ひよこ）ココと鳴く　ひよこ鳴けど　坊やは泣かぬ
　　坊やよい兒　夢の國に　坊やよい兒　おねねするよ

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